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Knuckle Fighter Pattern Analyzer 1.40 リリース
共有ブロックを閲覧するツールとしてスタートした Common Block Viewer (以下 CBV) だが、改修を繰り返していくうちにパターンを解析する方がメインになってきたので、名前を Knuckle Fighter Pattern Analyzer に改めることにした。名前だけで KFX 関連ツールであることが分かるように、という意味もある。
以下、主な変更点。
近似ブロック表示機能の削除
拡張エンジンが主流になった現在において、パターンを極限まで最適化したいというニーズと、ソースコードのメンテナンスコストが釣り合わなくなったので、削除することにした。
近似ブロックの検索は計算量が多く、終えるまでにそれなりの時間がかかることに加え、chara.bmp を再構築する度に近似ブロックデータも再構築しなければならず、実用面で難があった。
そもそも「目視で近似ブロックを探すことに比べれば 100 倍マシ」という動機で作られたものなので、利便性は全く考慮されていない。
使い勝手の改善
CBV でパターン更新後に最新の状態を見るには、
- data フォルダーへ chara.bmp と pattern.pat をコピー。
- アプリケーションを一旦終了させ再起動。
という手順が必要だったが、起動をドラッグ&ドロップで行う方式へ変更し、パターンの再読み込み機能を追加したので、繰り返しパターン確認を行うときの手間はかなり軽減できたはず。
また、今のデスクトップ環境は初期リリース時と比べ、かなり解像度が上がったこともあり、ウィンドウサイズを ini ファイルから変更できるようにした。
共有マーカーの強化
選択中の Pic が複数の Pic から構成されている場合、各ブロックがどの Pic に所属しているものなのか分かりづらかったので、共有マーカーを Pic 単位で色分け表示するようにした。
CBV リリース時には無かった半透明描画機能がライブラリに追加されたので、共有マーカーを半透明にして視認性の改善も行った。