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USB サターンパッド (Retro-Bit) を購入

2018 年 11 月に Retro-Bit からセガ公式ライセンスを得たサターンパッドが発売される (海外) というニュースがあった後、特に続報もなく自然消滅したのかと思っていたら、いつの間にか発売されていた。

気が付くきっかけになったのは 2019 年 4 月に入ってから増え始めた「サターンパッド届いた」といった内容のツイートで、米 Amazon での取り扱い日が 2 月末になっているところからすると 3 月頃に注文して 4 月に届いたという人が多かったのかもしれない。(送料の安い船便を使うと届くまで 2 週間程かかる)

CT-V9 のゴムが弱ってきたこともあり早速購入しようと思ったが、基本的に日本では取り扱っていないので米 Amazon あたりで買うしかない。サターンパッドは完売すると再販されず、オークションで高値で取引されるという歴史を繰り返してきたので、故障時のバックアップも含め 2 台買うことにした。

商品到着

いつもの段ボールではなく紙袋で届いた。
購入したのは黒とスケルトン。
簡素な包装で説明書などは一切なし。
トレーから取り出したところ。

肝心の操作感は概ね良好で、シンプルなデジタルパッド好きなら必携のコントローラーと言える。ただ、L と R の押し応えは従来のカチカチとした固い感触ではなく柔らかいものとなっているので好みは分かれるかもしれない。

不満点

使ってみないと分からない点がいくつかあったのでまとめておく。

ケーブルの長さ

ケーブルの長さが 3m もある。

よく見ると "10ft/3m cable length" という記述が。

アメリカの広い家を想定した長さだと思われるが、以前発売された「復刻版セガサターンコントロールパッド」は 2m だったので 1m 長い。

パッドを PC 周辺に置くとケーブルだらけになるので余った部分を束ねるなどひと工夫必要になる。

入力モードの切替

DirectInput と XInput との両方に対応しているとのことだが、両モードを切り替えるスイッチのようなものが無かったので調べてみると公式ページにやり方が書かれていた。

For USB, swap between D-Input and X-Input by holding the START button for 5 seconds.

START ボタンを 5 秒間長押しすると切り替わる、という方式。

パッド上にインジケーターのようなものが無いので、現在どちらのモードが選ばれているのか判断できないのがちょっと辛い。デバイスマネージャーの「Xbox 360 周辺機器」の欄を見ながら START ボタンを押すと、デバイスが増えたり減ったりするので切り替わっているというのは確認できる。

入力モードの保持

入力モードを記憶しておく機構がないのか、XInput に切り替えても PC を再起動する度に初期設定の DirectInput に戻されてしまう。頻繁に XInput 対応のゲームを遊ぶ場合は毎回 START ボタンを長押ししなければならず煩わしい。