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PC-8001 用カセットテープの吸出し
部屋のスペースなどの関係で、PC-8001 用カセットテープを CMT ファイルへ変換中。カセットは 0 と 1 のビットを 1200Hz と 2400Hz の周波数に対応付けた音として記録する方式なので、オーディオテープと同様、経年劣化の影響をかなり受けてしまう。
ツールの癖など、吸い出しにはコツがいるので、自分がやった手順を備忘録として書いておく。
- カセットデッキの出力をステレオモノラル変換ケーブルで PC のマイク端子へ繋ぐ。
- ラジカセのボリュームは最大にして、低音強調のようなエフェクトをオフにする。
- 再生したものをサウンドレコーダー取り込み、WAV ファイルに保存。
- 重ねセーブしているカセットだと前後にゴミデータがあるので削る。
- WAV ファイルの音量が小さい場合は大きくしておく。
- CMT-8001 の設定を BEST モードにして変換する。
ゴミデータを削ったり音量を大きくしたりしているのは、ツール側での誤認識や読み取り精度低下を防止するため。ちなみに CMT-8001 の周波数検出モード設定はマニュアルによると、
■録音状態:BEST
ゼロレベルを - → + の向きにまたぐ点の間隔から 1200Hz, 2400Hz を判別する。■録音状態:GOOD
起点と + のピークの間隔、+ のピークから - のピークの間隔から 1200Hz, 2400Hz の判別をおこない、次の起点も求める。
とのこと。


