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メガマンマニアの謎

Mega Man Mania は、今まで発売されたロックマンワールドシリーズを一本にまとめ、さらにカラー化を行ったゲームボーイアドバンス用ソフトの名称である。

Mega Man Mania

ロックマンワールドシリーズ特有の変わった構図。
宣伝用ポスター。
Tips & Tricks 誌での紹介。「ゲームカートリッジを入手するために eBay に大金をつぎ込む必要はない！」という文章で締めくくられている。

IGN の「Mega Man Mania Change」という記事に、

According to both retailers' lists and Capcom USA's official website, Mega Man Mania has received a change in branding. It will now be released in the US as Mega Man Anniversary Collection to coincide with the upcoming game collections on the GameCube and PlayStation 2.

小売業者リストとカプコン USA の公式サイトによると、Mega Man Mania はタイトルの変更が行われました。これはゲームキューブや PS2 のゲームコレクションと一致するよう、Mega Man Anniversary Collection として米国でリリースされる予定です。

と書かれているように、タイトルが「Mega Man Anniversary Collection」に変更された。

Mega Man Anniversary Collection

「5 GAMES in 1」の表示が眩しい。
宣伝用ポスター。右下に小さく見えるのが GBA 用。
GamePro 誌での紹介。「プレビュー版では L と R ボタンを使った武器切り替えができなかった。」といった内容。

ゲーム画面

Atomic Planet (開発会社) がキャプチャしたとされているゲーム画面のスクリーンショット一覧。

感動のカラー化。
パレット割り当ての関係かロックバスターまで青い。
カラーになっても駄作感が拭えないロックマンワールド 2。
色構成が複雑なボス選択画面も綺麗にカラー化されている。
ビッグスネーキーの頭だけスプライトになっているのが丸分かり。
4 体のボスキャラに加えステージの風景表示もあり色合いが鮮やか。
基本グラフィックの構成がロックマンワールドと同じなのかロックバスターは青いまま。
ロックマンワールド 5 はオリジナル作品なのでカラーになったドット絵は貴重。
ボスが単体で表示されることもあってか豪華な色使い。
見本となるファミコン作品が無いせいかステージはどぎつい配色。
各作品の選択画面と思われる。今作ならではのオリジナル作も収録されるという話もあったような。

発売中止

最終的に発売延期を何度も繰り返した後、発売中止となってしまった。発売延期については、2005 年 8 月号の Play 誌で触れられている。

If, by chance, you've been wondering what happened to Mega Man Anniversary Collection on GBA (previously called Mega Man Mania), well, there's good news and bad news. According to the game's producer at Capcom, the reason the game has suffered such lengthy delays (it was due out more than a year ago) is because they've had trouble locating the game's original source code, causing programming difficulties and causing portions of code to be rewritten from scratch. However, the producer stated that the game - which includes the Game Boy versions of Mega Man 1-5 - is still comming, although he wouldn't confirm that it was still for GBA. A change of scenery to the DS may be in order...

GBA の Mega Man Anniversary Collection (旧名 Mega Man Mania) はどうなったのだろう、と思っている方に良い知らせと悪い知らせがあります。カプコンのプロデューサーによると、ゲームがこれほど大幅に遅れたのは (1 年以上前に発売予定だった)、ゲームのオリジナルソースコードが見つからずプログラミングが困難になり、コードの一部を一から書き直したためだという。しかしプロデューサーは、ゲームボーイ版のロックマン 1 ～ 5 を含むこのゲームはまだ発売予定であると述べましたが、それが GBA 用であるかは明言しませんでした。DS への移行が必要になるかもしれません…。

ロックマンワールドシリーズはファミコン版と違い、全て外注作品となっているので、カプコンがオリジナルのソースコードを紛失していたとしても不思議ではない。

Mega Man Mania は海外のみの発売となっていて、海外ゲームの輸入販売を行っているショップを調べたり、発売予定についてショップに問い合わせたりと、思い入れの強いタイトルだっただけに発売されることなく終わってしまったのはとても残念。