Seaside Laboratory

Posts

ドット絵補正月間

定期的に KFX のキャラスプライトを改善したくなる病にかかっているというのもあるが、スプライトに不備のあるキャラを何度か見かけるうちに我慢ならなくなり補正が始まる、というパターンが多い。

今回のターゲットは totokeron さん作「武者小路仁」。このキャラは制作労力軽減のためか、おそらく胴体部分の作画に 3D モデルのプリレンダリングが使われていて、そこにドット絵の顔や手を描き足すという一風変わったスタイルになっている。

3D モデルという特性上、プリレンダリングしたスプライトは多色になってしまうので、減色や透過色による切り抜きといった作業を手動で行わなければならないが、キャラ制作に力を使い果たしてしまったのか、抜き処理がいまいちな状態になっている。

左が補正前で右が補正後。

最初のうちは余計な部分を削り落とすだけの単純な作業で楽しいが、パレットの統合に手を付け始めると歯止めが効かなくなり、最終的に手動でドットを補正するという地獄のフェーズに突入するのはお約束。

補正過程をアニメーションにしたもの。